【蘇良井戸】藤戸の戦いに挑む源氏の武将たちが飲んだという蘇良井戸の水

藤戸の戦い
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蘇良井戸とは?

藤戸合戦のとき、源氏の陣にあった井戸です。 源氏の陣にあった井戸ということで、源氏の武将が飲んだと言われているのがこの「蘇良井戸」である。そりゃそうだろう。井戸はそこらじゅうにあるというと言い過ぎだが、源氏の陣にある井戸の水は源氏も飲むに決まっている。実際、ここで何があったとか、そんな話は特にないようだ。 井戸は、源平以前からあったらしく、藤戸合戦のときは、佐々木盛綱も畠山重忠も梶原景時もみんな飲んだのであろう。さらに、現在も利用されているらしい。 「蘇良井戸」の名前の由来は謎らしい。渡来人の響きがある気がするが、気のせいかもしれない。実際、この名前は源平合戦とはなんの関係もないだろう。 実際、800年以上前から利用され、涸れずに現在も使われている井戸は少ないのではないだろうか?そういう意味では、貴重な井戸である。 だからこそ、こうして記念碑も建てられ、住民たちに大事に扱われているのだ。素晴らしい井戸の水に乾杯!(したかったのだが・・・)

蘇良井戸

蘇良井戸を探して歩いていると、分かれ道に蘇良井戸の案内看板があった。はて、どっちに行けばいいのか?見回してみると、左側の道の奥にも蘇良井戸の案内看板が見える。GPSがある時代とはいえ、こういう看板はとてもありがたい。やはり携帯端末なんかよりも見回して道を探すことを優先したい。こうした行動をサポートしてくれる看板などは大事にしたいものです。   狭い上り坂を80mほど進んでいく右手に蘇良井戸がありました。   竹を縛って井戸に蓋をしています。 蓋はチェーンで固定しているので水面を拝むことすらできなかった。源氏と同じ水を飲んでみたかったのだが、無理だった。   蘇良井戸の記念碑は結構新しい。単なる井戸なのだが、立派なものです。   源平藤戸合戦800年記念として1984年に建立されています。藤戸史蹟保存会のみなさん、ありがとう。

蘇良井戸の利用案内とアクセス

蘇良井戸は、JR瀬戸大橋線の茶屋町駅から西に3kmほどのところにあります。 住宅と田畑が点在する地域にあります。 拝観時間 24時間可能だが、周辺に民家があるので、朝晩は行ってはいけないところだろう。 見学無料

最後に

平清盛像全身 藤戸合戦のとき、源氏の陣にあった井戸ということで、源氏の武将が飲んだと言われている蘇良井戸のレポートでした。 蘇良井戸に行ってみてはいいものの、単なる井戸でした。当たり前ですが、姫路城のお菊井戸も単なる井戸なので何かあったとしても井戸は単に水を汲むための設備です。その井戸で水を飲めたら良かったのだが、現代の井戸はなかなか厳しい結果でした。 蘇良井戸は、源平以前から存在し、藤戸合戦でも源氏の武将たちが飲んだ水です。是非とも飲みたかった。

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